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2008年06月18日 10:00に投稿されたエントリーのページです。他にも多くのトピックエントリーがあります。メインページやアーカイブページをご覧下さい。
« 女性実業家 in US: 山田さん | メイン | ABPSを代表して、森健次郎様を偲ぶことば »Desk from 代表幹事: June,2008
中国の大連にある東北財経済大学で国際マーケッティングの講義を昨年に続き、頼まれ、一年ぶりに山と海に囲まれた、人口600万人を超える大都市、大連市を訪れた。先ず驚かされた事は、星海広場と言う天安門広場より大きな場所を
取り巻き、高層の豪華マンション群がびっしり立ち並び、そこだけ見るとアメリカと変わらなく、サンフランシスコあたりと錯覚するでしょう。
ただ残念なことには、他の中国の大都市と同じように、車の数がやたら増え、
交通渋滞が起き、騒音と排気ガスで、数年前に訪れた時のような青い空に
新緑が美しく、白いアカシヤの花がすばらしいコントラストを見せてくれた
記憶が遠い昔になった気がします。
聞くところによりますと、新車の販売登録が毎日200台と言う数で伸び、
大学の教授の皆様も車通勤をされている人も多数見受けられました。
日本ではガソリンの高騰から新車の販売が鈍化して、30年前に近い状況だそうですが、中国では政府が政策的にコントロールしているため、ハイオク97で
ガロンあたり、2ドル60と信じられない世界一安い価格で売られているためにまだまだこれからも中国自動車産業は伸びるような気がする。
但し今年に入って中国を襲った2大経済現象は下記の
労働契約法の施行により労働条件が厳しく規定、実質労働賃金を上げた。
香港工業総会調査では人件費が20%以上増加するとの回答が出ている。
中国の通貨、元が$1.00換算で6元代に突入、今現在6.7元前後である。この部分もコスト上昇の大きな要因である。
この大きな環境の変化は、物価上昇に大影響を及ぼしただけでなく、「世界の
工場、中国」の輸出実績を鈍化させた。
JETRO資料によると
中国第一四半期の輸出は前年同期の21.4%増(’02以来の低い伸び率)
米国 5.4%
日本 12.2%
EU 24.1%(前年は34.5%)
しかしながら実際の衣食住は豚肉の高騰に見られるように、物によっては深刻ですが、全体的には5分の一という感覚です。食に関していえば10分の一で、
大学のカフェテリアでは朝40円、昼60円、夜110円と言う感じです。
もちろんどの食事もおかず3品、白米かおかゆか蒸かしパンのチョイスがあります。タクシー初のり130円、運動帽200円という経験をしました。
同時にスターバックスのカフェでは若者が列を作り、一杯3ドルのコーヒーを
飲んでいる姿に、理解の混乱を起こす方も多いと思います。
私の私見ですが、一言で現状を表すと
日本の場合は朝鮮戦争後軍需から立ち上がり、東京五輪、大阪万博、
円の変動相場制に移行までの20年と中国がWTO加盟の2001年から
人民元切り上げまでの5年のスピードの差が今日街で見られる現象と
となって理解の混乱を起こしているように思える。
ただ大学の若い中国学生との授業を通してすばらしいふれ合いと、感激を
いただく反面残念に思う事は、英語の表現力、コンピュータ熟達度、
そして熱意においては、日本で9月に母校で教えている学生との格差を
感じざるを得ない。
心より「日本の若者よ元気を出せ、世界に向けて夢を持て」とエールを送りたい。
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日時: 2008年06月18日 10:00 | パーマリンク
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