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2010年02月25日 21:58に投稿されたエントリーのページです。他にも多くのトピックエントリーがあります。メインページやアーカイブページをご覧下さい。
« 普天間問題と日米同盟(朝日)~ジョージ・パッカード氏の証言~| 中村正董(まさのぶ) | メイン小林慶一郎(経済産業研究所上席研究員)ユーロが生んだ金融危機の種(朝日)|文責:中村正董(まさのぶ)
(ユーロは地域経済統合の画期的成果とされているが、財政は個別で通貨が同一であることの危険性が、ここで指摘されている。新鮮な視点である。)
英独仏の株価、ユーロの大幅な下落が起きた: 原因と影響
昨年末から、ギリシャの財政危機が発覚。欧州経済が動揺している。
年明けから英独仏の株価、ユーロ(対円)が10%前後の大幅下落。
08年リーマンショック直後から欧州財政問題が次の危機との憶測あり。
欧州財政危機は、日米の株価にも一時大きな悪影響を及ぼした。
欧州財政危機の主因は世界的金融危機。金融機関救済、景気刺激等
欧州経済の脆弱性: ユーロと言う「共通通貨」の問題点
欧州経済は、財政悪化に対し、日米より脆弱である。
「共通通貨」とは、経済学的には「固定相場制」と実質的に同性格。
戦後長く、世界の通過はドルとの交換比率を固定する固定相場制。
現在の欧州はユーロという人工通貨に自国通貨を1対1で固定したもの。
固定相場制では通貨の価値保証は各国政府で、その信頼性は財政健全性にかかる。
財政悪化は通貨危機を呼ぶ。97年アジア、その後のアルゼンチン等、ドルペッグの国の財政悪化が原因。今回のギリシャも類似状況が起きた。
緊縮財政で財政再建か、ユーロからの離脱(固定相場の放棄)が選択肢
欧州の困難性と支援組織の矛盾: ギリシャだけではない
ギリシャの経済は弱い。自力での財政再建は困難。欧州大国支援必至
ギリシャだけではない。ポルトガル、スペイン、イタリアなど財政問題深刻
市場の疑心暗鬼は広がっている。
安心感の回復には欧州連合(EU)の財政支援の包括的枠組みが必要
しかし、それは、EU各国の財政の独立性、主権を制限することになる。
今後かなりの期間、世界経済は欧州問題で不安定な動きになるだろう
アジアに活発で信頼できる金融市場を: 欧米の存在感が圧倒的
アジアが製造業で稼いでも、欧米の金融資産に投資せざるを得ない。
活発で多様な金融・通貨市場がアジアに必要な時が来た。 (了)
日時: 2010年02月25日 21:58 | パーマリンク
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