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2009年08月26日 15:28に投稿されたエントリーのページです。他にも多くのトピックエントリーがあります。メインページやアーカイブページをご覧下さい。
« 高齢化する従業員、サンドイッチ世代の従業員-2つのトピックス: 多賀 利明 | メイン | ロボット達にもっと愛を!:鈴木一広 »コンピュータトラブルを避けるための具体的手段: 藤崎仁美
企業のIT化が常識となってからかなりの時間が経過しましたが、2010年を数ヵ月後に控えた現在でもいまだにコンピュータに関するトラブルは増える一方です。今回は企業で起こりがちなコンピュータトラブルに関する対策を、3つの項目で紹介します。
1.ウイルス対策ソフト導入について
コンピュータトラブルというと、最初に議論されるのはやはりコンピュータウイルスでしょう。ウイルス対策ソフトが必要である事は言うまでもありませんが、適切なウイルス対策ソフトの選定が、より強固なコンピューター環境を実現します。最近では無償のウイルス対策ソフトも優秀なものがあります。
しかし、やはり新種のウイルスが出たときの対応については有償のソフトのほうが早いですから、きちんと守るためには、やはり有償のソフトを利用すべきです。よく比較に使われる「対応ウイルス数」は、過去のウイルスがほとんどです。新種にすばやく対応しなければ、いくら対応ウイルス数が多くても意味がありません。実際、3月初旬に弊社に相談にいらっしゃった方は、きちんとウイルス対策をしていたにもかかわらず、今年2月下旬に流行し始めたウイルスに感染していました。
これは、ウイルス対策ソフトがこのウイルスに対応する前に感染してしまったことが原因だったのです。私のお勧めは有償版で、性能ならイーセットスマートセキュリティ(NOD32)かカスペルスキー、操作性ならウイルスバスターです。無償版なら、有償版の機能限定版として無償提供されているものを選びましょう。avast!などがお勧めですが、商用利用不可です。
2.データのバックアップについて
弊社にもよく、パソコンが起動しなくなりメールや資料を失ってしまったという方が相談にいらっしゃいます。消えたメールや資料を復活させる方法はいくつかありますが、いずれも100%のリカバーは保証されません。したがって、日ごろから重要な情報はバックアップしておく必要があります。パソコンが起動しなくなるトラブルで、最も多い原因はハードディスクの故障です。このときに最も重要なのは、「焦らず、騒がず」です。
典型的な「クラッシュ」と呼ばれる故障の場合、一旦故障が始まると、だんだんとデータが読めない領域が広くなっていきます。つまり、電源を入れている時間に比例してデータがどんどん破壊されていくのです。ですから、焦ってむやみに何回も電源を入れなおしたりすると、それだけで本当は救済できるデータまでなくなっていきます。
他に、全く画面が出ない場合は電気回路の故障なども考えられます。トラブルに見舞われたら、次の処置を試してみてください。
1.周辺機器やバッテリーをはずし、CD等を取り出してから起動してみる。
2.「F8」キーを押しながら電源を入れ、セーフモードで起動できるか試してみる。
起動できる場合、すばやく外付けハードディスクなどにデータを退避します。それでもダメな場合は、なるべく早く専門家に依頼すべきです。
再発防止のためにも、日ごろから資料等はDVDに焼いておいたり、外付けドライブにコピーしたりしておいてください。自動的に定期バックアップを実施するソフトもあります。メールは、Gmailに自分のメールを読ませるようにしておけば、バックアップになります。(Gmailでは、Gmailアドレスのメールだけでなく、今あなたがお使いのメールを登録することもできます)
3.Windows XPからWindows VistaやWindows 7への移行について
市場ではOSは常に新しくなっていきますが、これは企業にとって最も頭の痛いトラブル メーカーとなりえます。移行に伴ってアプリケーションを購入しなおしたり、社内システムを対応させたりと、時間と経費をかける必要が出てきます。
ある調査によると、2009年2月時点で利用されているWindowsパソコン(サーバーは含まない)は、全体の約67%がWindows XPです。現行バージョンであるWindows Vistaは約23%にしか達していません。
企業の観点からすれば、Windows XPからWindows Vistaに移行するかどうかは、移行に際してのコストとリスクと効果を検討した結果、優位性があるかどうかで判断されるべきです。特にOSの変更時は、これまで利用していたアプリケーションが使えなくなるなどさまざまな問題が発生しますから、慎重に検討して全社の方針を決める必要があります。その結果、世界中で大半の企業が「移行しない」と選択した結果、Windows Vistaは前述のような低い普及率にとどまっていると考えられます。
マイクロソフトは2009年10月、Windows 7という新しいWindowsをリリースする予定で、Vistaを導入しないと決めた企業はXPからWindows 7へ直接移行することを検討しています。システム管理アプライアンスメーカーのKACEは2009年4月、企業の80%以上がWindows XPからWindows 7へ直接移行する予定であるとの調査結果を発表しました。Vistaを導入しない企業がこれだけ多くなるということは、Vistaのパソコンに何かあったときにサポートできる人も少ないということになります。したがって、現在Windows XPを利用中の方はWindows Vistaを飛ばしてWindows 7への移行を検討されるほうが、移行の手間が軽減されるだけでなくリスクも低くなると考えられます。
日時: 2009年08月26日 15:28 | パーマリンク
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