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2009年09月13日 16:08に投稿されたエントリーのページです。他にも多くのトピックエントリーがあります。メインページやアーカイブページをご覧下さい。
« 外国の銀行、証券口座報告義務の延長:山口 猛 | メイン | 日本の中小企業は、今。:安久和伸 »Compilation Report(財務諸表作成) とReview Report(レビューレポート)の公開草案:山口 猛
2009年7月31日は、Compilation とReview Reportの公開草案(Exposure Draft)に関する一般のコメントの提出期限でした。Compilation とReview Report の規則は30年前に作られたものですが、公開草案は、現在の経済環境の変化と共に、利用する人達の要求も変化してきたので、大幅に変えようとするものです。2005年に行われた調査で、これらのレポートを利用する人達が、独立性の問題もさることながら、会計士が関与することで財務諸表の質が格段と向上することを認め、公開草案はこれに対応したものなのです。又、国際会計基準とのすり合わせも頭に入れております。実施の時期を2010 年12月 15日です。
今度の基準の中では、レビューの証拠(Review Evidence)、レビューのリスク(Review Risk),重要性(Materiality)の3点をフレームワークとして考慮しています。主な変更点は次の通りです。
Compilationでは、文書による契約書(Written engagement letter)の入手を義務ずける、インターナルコントロール業務に関与した場合には、その旨を敷衍すること、独立性に抵触する場合、その理由を述べることなどです。
Review Reportでは、文書による契約書(Written engagement letter)の入手を義務ずける、拡大する分析手法のガイダンス、業績の大幅な変化に関する経営者の説明を文書で保管することを義務ずける、インターナルコントロールに関する仕事に従事した場合、報告書に敷衍することなどです。レビュー報告書の文言も拡大され、経営者の責任、会計士の責任、結論と3段階に分かれ、この報告書は一段と明確になりました。
山口 猛、Yamaguchi Lion LLP
日時: 2009年09月13日 16:08 | パーマリンク
